共有分割(きょうゆうぶんかつ)
相続財産の分割方法は、①現物分割 ②換価分割 ③代償分割 ④共有 の4つの方法があります。共有分割は、主に不動産に対して用いられる「不動産を長男と長女で1/2ずつ取得する」のように、財産を共有取得する分割方法です。共有での取得になるため、その後の運用が困難になりやすいというデメリットがあります。
共有物とする以上、売却などには共有者全員の合意が必要になります。また、共有状態を解消するためには「共有物分割」という行為が必要になり、こちらも協議や裁判が必要になります。
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※記事は執筆時点の法令等に基づくため、法令の改正等があった場合、最新情報を反映していない場合がございます。法的手続等を行う際は、各専門家に最新の法令等について確認することをおすすめします。