知らなきゃ絶対損する 栄養の王様ブロッコリー
「ブロッコリーは健康にいい」「筋トレ民にはブロッコリー必須」など、最近はブロッコリーについて取り上げられることが増えてきました。
せっかく食べるなら、なぜ健康にいいのかや効果的な食べ方について知っておくべきです!
そこで今回は、ブロッコリーの栄養素についてご紹介していきます。
ブロッコリーの栄養素
①ビタミンC
ブロッコリーには100gあたり120mgのビタミンCが含まれており、レモンよりも多いです(レモン100gあたり100mg)。
ビタミンCは免疫力をアップさせ、風邪を予防するので、日ごろから欠乏しないように摂取することが大切です。
②たんぱく質
ブロッコリーには100gあたり4.3gのたんぱく質が含まれており、これは野菜の中では大変豊富です。
そのうえ、100gあたり33キロカロリーと低カロリー。筋トレを行う人には欠かせない野菜であるだけでなく、筋トレを行わない人でも積極的に摂取したいところです。
③葉酸
赤血球を作る栄養素である葉酸は、「造血のビタミン」と呼ばれています。
葉酸は、妊婦さんにとってはとても重要なビタミン。妊娠初期に適量を摂取することで、胎児の先天性の異常である神経管閉鎖障害のリスクを低下させます。
④スルフォラファン
ブロッコリーに含まれるスルフォラファンには、抗酸化作用と解毒作用があり、がん予防に効果的です。また、筋肉を保護する働きもあります。
スルフォラファンは、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトの方が含有量が多いので、スルフォラファンをより摂取したい場合はブロッコリースプラウトの方がおすすめです。
⑤ビタミンB群・K・E、カリウム
ブロッコリーには、ビタミンCの他にもビタミン類が豊富で、これらは食べたものをエネルギーにする働きを助けたり、老化防止や美肌効果があるとされます。
また、カリウムには血圧を下げたり、むくみを解消する働きがあります。
⑥食物繊維
ブロッコリーには、野菜の中でも豊富な食物繊維が含まれています。腸のぜん動運動を促進し、便秘の解消に効果的ですが、ブロッコリーに含まれる食物繊維は水に溶けない不溶性の食物繊維なので、ひどい便秘の方はかえって悪化させてしまうことがあります。水溶性の食物繊維(わかめ、オクラなど)もしっかり摂取するようにしましょう。
栄養の王様ともいわれるブロッコリー。
これを読んでくださった方が、一人でも多く食卓にブロッコリーを登場させていただけたらとても嬉しいです。
次回は、「せっかく食べるなら効率的に栄養素を摂取したい!」ということで、おすすめの調理法をご紹介していきます。
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