『レンアイ漫画家』で考えた葬儀の生前予約
今週から、フジテレビ系連続ドラマ『レンアイ漫画家』が始まりました。鈴木亮平さんと吉岡里帆さんの出演するドラマです。第一話は、久遠あいこ(吉岡里帆)の働く「あかり葬祭」の場面から始まったのですが、私としては、そこで職業病(?)が発動しました。
久遠あいこの職業はなんていうのかな?「葬祭ディレクター」かな?「葬祭プロデューサー」「エンディングプランナー」と呼ぶところもあるのかな?など、そちらが気になってしまいました。人生の最期に寄り添い、遺族や参列者の気持ちに配慮しながら、お葬式を運営・進行していくのは、かなりの知識と経験が必要とされるお仕事だと思います。
最近では、自分のお葬式を自分で予約しておく「葬儀の生前予約」も増えているそうで、そのような葬儀の予約相談も葬祭ディレクターの仕事になるようです。予約といっても、当然ながら日時は未定で、葬儀の形式や実施の方法などをあらかじめ決めておくというやり方です。死後、納得のいく葬儀をあげてもらえるのかという不安をなくし、自らのアイデアが反映された式を行えます。
お客様やSNSのフォロワーの皆様から寄せられた「終活かるた」でも、お葬式に関するかるたがいくつかありました。今日はそのかるたを紹介させて頂こうと思います。
Twitterのフォロワー様からの投稿です。
「自分が思う葬儀を生前に自らの手で準備しておきたい。そして少しでも遺族の負担を軽減させたい。」という気持ちでかるたを詠んだとのことでした。
最近では、身近な人たちだけで行う家族葬や直葬など、葬儀の形式も様々となってきました。ご自身のため、そして遺される家族のためにも、希望する葬儀の方法を考えてみてもいいかも知れません。
葬儀やお墓を生前に決めておくこと以外にも、生前契約には、任意後見契約や生前贈与契約などもあります。他にも遺言書の作成や死後事務委任契約などなどやっておくべきことはたくさんありそうですね。早めに動いた方が良さそうです。
みんなの 終活窓口
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