初盆とは?
フクロウ先生
初盆は、新盆(にいぼん・あらぼん)と呼ばれることもあるが、要は、四十九日を迎えた忌明けした後の最初のお盆のことを言う。今回は、瑠璃子に合わせて、お盆を8月15日とした場合で説明するが、忌明け前にお盆を迎える場合、初盆は、翌年のお盆ということになる。
瑠璃子
忌明けがお盆の間と重なるときは、いつが初盆になるんですか?
フクロウ先生
例えば、6月25日から6月28日の間に亡くなった場合、四十九日がお盆と重なる。四十九日の法要は、亡くなった日から49日を超えない吉日に行えば良いので、その年の8月のお盆を初盆としてもよいわけだが、四十九日の法要を済ませて、すぐ、初盆を迎えることになる。その場合は、初盆を翌年に迎えてもよいし、初盆と四十九日の法要を一緒に行うのも良い。結局は、地域や家によって異なるため、相談して決めるのが良いだろう。
瑠璃子
なるほど。
フクロウ先生
それでは、初盆にすることを説明していくぞ。
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