日本人は塩分摂りすぎ?
この時期、汗をかく量が増えるため水分と共に塩分補給も重要だとよく言われます。
一方で、日本人は塩分を摂りすぎという話もよく耳にします。
そこで今回は、「日本人は本当に塩分を摂りすぎなのか?」「実は足りてないんじゃないか?」
という疑問を解決していきたいと思います!
日本人の塩分摂取の今
日本人の1日の塩分摂取量は、平成30年時点で男性11g、女性9.3gとなっています。
国が生活習慣病にならないように定めている量は、男性7.5g未満、女性6.5g未満です。
高血圧治療のためには食塩制限が重要であるため、その推奨値は1日6g未満。
さらに海外では、もっと低い数値が設定されています。
例えば、WHO(世界保健機構)が設定している塩分摂取量の目標は1日5g。
ショックなことに日本人はWHOの基準からすると、倍以上の塩分を摂取していることになります!
塩分の多い食品ランキング
日本人はやっぱり塩分の摂りすぎであることがわかったところで、次は日頃何気なく食べるもので
塩分の多い食品をご紹介していきます。
1位:インスタントラーメン(5.5g)
2位:梅干し(1.8g)
3位:漬物(1.2g)
4位:辛子明太子(1.1g)
5位:塩さば(1.1g)
6位:パン(0.9g)
いかがでしょうか?
インスタントラーメンを1つ食べただけでほぼ1日の摂取量となってしまいます。
ちなみにランキングには載せませんでしたが、市販の弁当やチェーン店の料理も塩分が多く含まれており、種類によっては
幕の内弁当で5.4g、ハムサンドで3.8gとなっています。
また、2位から5位のようなご飯のお供も塩分が多く含まれるため要注意です。
そしてなんといっても意外なのがパン。
一見塩分はそれほど含まれていないように思えるパンですが、漬物や塩昆布と同等の塩分を含んでいます。
以上のように、私たちの身の回りには塩分の多い食品であふれていることがわかると思います。
かなり気をつけなければ塩分の摂りすぎにつながりかねません。
そこで次回は、塩分との付き合い方についてお伝えしていきます!
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