あした死ぬかもよ?|終活コーディネーターが選ぶ「終活本」
『あした死ぬかもよ?』は、たまたま手に取った本です。タイトルをなんとなく眺めていて、「このタイトルはいつか本当になるんだな」と気づきました。死ぬ明日という日は、いつか必ず来るのだから。
本書では、著者が27の質問を投げかけています。「いま抱えている悩みは、たとえ人生最後の日であっても、深刻ですか?」「もし今日が最後の日だとしたら、今日やろうとしていたことをする?」などの質問のほか、自分の墓碑銘や死亡記事を書いてみるワークもあります。エンデイングノートみたいだな、と思います。
人生最後の日に笑って死ねる質問
- あなたの人生は、100点満点中、いま何点?
- 死ぬ前にやりたいことリスト10は?
- 死後、あなたは、誰の記憶に残るだろう
- あなたがホッとするときはどんなとき?
- これまでの人生で一番うれしかったことはどんなこと? ―出版社の本の紹介より引用
名言にもたくさん出会えます。
- 「泣く」という字は、「サンズイ(涙)の隣に『立つ』」と書きます。
- 「死を忘れるな」(memento mori)
- 財布を落としたら、人は必死に探すのに。携帯電話を落としたら、人は必死に探すのに。自分の本心を忘れても、人は、落としたことにすら気づかない。
後はぜひ、本を手に取ってみてください。
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終活コーディネーター・米倉 和美
終活コーディネーター。 保有資格:家族信託コーディネーター、2級ファイナンシャルプランニング技能士、行政書士合格者(未登録)、年金アドバイザー3級、相続アドバイザー3級、日商簿記3級、証券外務員二種など。終活に取り組むことで、これからの生き方を明確にし、今をもっと楽しんで欲しいと願っています。 未来を見つめた人生設計の足がかりとなる終活を一緒に始めてみましょう!

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