初盆とは?
フクロウ先生
初盆は、新盆(にいぼん・あらぼん)と呼ばれることもあるが、要は、四十九日を迎えた忌明けした後の最初のお盆のことを言う。今回は、瑠璃子に合わせて、お盆を8月15日とした場合で説明するが、忌明け前にお盆を迎える場合、初盆は、翌年のお盆ということになる。
瑠璃子
忌明けがお盆の間と重なるときは、いつが初盆になるんですか?
フクロウ先生
例えば、6月25日から6月28日の間に亡くなった場合、四十九日がお盆と重なる。四十九日の法要は、亡くなった日から49日を超えない吉日に行えば良いので、その年の8月のお盆を初盆としてもよいわけだが、四十九日の法要を済ませて、すぐ、初盆を迎えることになる。その場合は、初盆を翌年に迎えてもよいし、初盆と四十九日の法要を一緒に行うのも良い。結局は、地域や家によって異なるため、相談して決めるのが良いだろう。
瑠璃子
なるほど。
フクロウ先生
それでは、初盆にすることを説明していくぞ。
The following two tabs change content below.
最新記事 by みんなの 相続窓口Ⓡ (全て見る)
- 【相続に関する全国調査2024 結果発表最終回】親の死による相続の際、ペットが遺されたのは18%以上次の相続でペットが遺される可能性は16%以上~親族の集まる夏休みにペットと相続について考える~ - 2024年8月8日
- 【相続に関する全国調査2024 結果発表第4弾】故人が営んでいた事業の10%超が廃業に~7/20中小企業の日を前に、事業とその承継に関するデータを公開~ - 2024年7月12日
- 【相続に関する全国調査2024 結果発表第3弾】故人の1割近くが認知症 うち9割が終活での対策なし~6/14認知症予防の日を前に「終活」に関するデータを公開~ - 2024年6月4日
- 【相続に関する全国調査2024 結果発表第2弾】相続人が不仲だと、紛糾リスクは約3倍 ~母の日を前に「相続における家族間の関係」を分析~ - 2024年5月1日
- 相続に関する全国調査2024 結果発表第1弾 〜遺言書は14.6%が無効だった!! 4月15日は遺言の日〜相続に関する全国調査2024 結果発表第1弾 - 2024年4月10日
※記事は執筆時点の法令等に基づくため、法令の改正等があった場合、最新情報を反映していない場合がございます。法的手続等を行う際は、各専門家に最新の法令等について確認することをおすすめします。