【全国調査分析①】親の死による相続経験について

株式会社ルリアン(京都府京都市、代表取締役社長・藤巻米隆)は、2023年2月、35歳から79歳を対象に調査を行い、7,336人から回答を得ました。今回はその調査結果の中から3つのトピックスを第1弾としてお知らせいたします。なお、第2弾として相続土地国庫帰属制度スタート(4月27日)を前に「空き家や死後手続きに関する調査結果」を4月下旬に公開し、第3弾として母の日(5月14日)・父の日(6月18日)を前に「親の死による相続に関する調査結果」を5月上旬に公開する予定です。

実施概要

調査名:相続に関する実態調査調査対象:日本全国の35~79歳までの男女
調査期間:2023年2月28日(火)~2023年3月2日(木)
調査方法:インターネット調査
有効回答数:7,336件

 

遺産相続は55歳以上から特に準備が必要になってくる

Question:親の死にともなう遺産相続を経験したことがありますか。(回答数:7336名)

「親の死にともなう遺産相続を経験したことがあるか」を調査したところ、「親の死を経験したことがある」(48.2%)、「親の死を経験したことはない」(51.8%)と約2人に1人が親の死を経験しているものの、遺産相続の経験をしたと回答した人は20.7%に留まりました。約5人に1人が遺産相続を経験しているということになりました。「親の死を経験したことはあるが、遺産を相続したことはない」と回答した人は27.5%に上っています。

年代別では、50~54歳では15.7%が親の死による相続を経験しているのに対し、55~59歳では30.0%とほぼ倍増となっています。年代が上がるごとに親の死による相続を経験した割合は上がっていきますが、75~79歳では70~74歳よりも下がっており、「親の死を経験したことはあが、遺産を相続したことはない」が増えています。こちらは今後、該当年代やその親世代の置かれた社会、経済環境を含め、調査を行っていきます。

【PDFデータはこちら】
【アンケート分析①】親の死による相続経験について

 

 

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※記事は執筆時点の法令等に基づくため、法令の改正等があった場合、最新情報を反映していない場合がございます。法的手続等を行う際は、各専門家に最新の法令等について確認することをおすすめします。