土地の合筆登記について
2筆以上の土地を1筆の土地にまとめる事と合筆登記といいます。(分筆登記と逆の登記になります)例えば不必要に地番が別れていたり、登記上バラバラになっている土地を売却し、その土地を利用したいという場合、合筆登記をしてから売却をするという方法をとることがあります。
ただし、この合筆登記には以下のような要件がありますので注意が必要です。
- 字名が同じ土地同士であること
- 登記も、現地も同じ地目の土地同士であること。
- 所有者が同じであること
- 所有権登記されている土地同士又は、されていない土地同士であること
- 隣接している土地同士であること
- 抵当権等の所有権以外の権利の登記がないこと。
(※但し、抵当権の登記があっても合筆できる場合もあります。)
土地の合筆をお考えの方は、土地の専門家、土地家屋調査士にぜひお気軽にお問い合わせください。
※記事は執筆時点の法令等に基づくため、法令の改正等があった場合、最新情報を反映していない場合がございます。法的手続等を行う際は、各専門家に最新の法令等について確認することをおすすめします。